2017年に放送され、人気を得たアニメ「ひなこのーと」の続編である2期の放送可能性をビジネス的な観点で分考察します。
私自身、アニメ化やゲーム化を行う仕事をしていましたので、アニメの制作委員会や続編制作について、リアルな知見を元に確かな考察をお伝えできればと思います。
“アニメを見たい人”
続きが気になる…
こんな疑問を解消します。
その前にアニメの続編がどういう基準で作られるのか?を知りたい方は下記をクリックしてください。
前提としてアニメの続編は円盤売上が4,000枚以上が基準と言われておりますが、近年はアニメ化の手法が多角化しており、円盤売上だけが基準ではありません。
原作ストック、円盤売上、制作会社の状況、動画配信サービスでの実績などから多角的に分析していきます。
そもそもアニメの続編はどんな基準で作られるのか?が気になる方は、こちらの記事で解説してますので、興味のある方は見てみてください。
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それでは、アニメ『ひなこのーと』2期(続編)の可能性を見ていきます。
ひなこのーと 基本情報と感想
「ひなこのーと」とは、三月氏の漫画が原作のアニメです。
あがり症の主人公の日常と成長を描いたアニメですね。
- 原作… 三月(KADOKAWA刊行)
- ジャンル…学園 コメディ 4コマ漫画
- アニメーション制作…パッショーネ
- 放送期間…2017年4月〜6月
ごちうさのような、癒し系日常アニメですね。
終盤では、ひな子のあがり症の克服や成長シーンもあり、終始飽きずに楽しめました。
そんな「ひなこのーと」ですが、アニメ2期の可能性はあるのでしょうか?分析していきます。
ひなこのーと 作品データと実績から2期を考察
作品データと実績を見ながら『ひなこのーと』2期の可能性を分析していきます。
原作ストック、円盤売上、円盤以外の収益源などから多角的に見ていきます。
結論がいち早く知りたい方はこちらをクリックして先に進んでください。
ひなこのーと 原作ストック
原作が無ければ物理的にアニメを作れないので、原作ストックを見ていきます。
『ひなこのーと』現在5巻まで発売されていて、現在も連載中です。
その内アニメでは、3巻までを使用しました。
連載中の話も含めると1クール分の原作ストックはあるので問題無いです。
ひなこのーとのアニメ制作担当のパッショーネの制作状況から2期を分析
2期も制作するとなれば引き続きパッショーネになる可能性が高いです。
彼らが続編制作を引き受けないと物理的にアニメが作れません。
パッショーネの直近の制作作品は下記です。
結論から言うと、パッショーネが続編制作を受ける可能性が高いです。
理由は新しい会社なので実績がまだ少ないからですね。
実績作りのため、ひなこのーとの2期が決まればまず引き受けてくれるでしょう。
ひなこのーと 円盤(Blu-ray&DVD)の売上データ
アニメの続編制作において円盤売上は超重要です!
続編制作が決まる円盤売上の基準が平均4,000枚と言われています。
4千枚売れればアニメの制作費は黒字化される場合が多く、お金を出してアニメを制作する委員会が儲かるからです。
儲かるなら、続編を作ろう!そうしたビジネス的な意思決定が制作委員会でなされます。
結論から申し上げると、円盤売上の観点ではひなこのーと2期の制作の可能性は低いです。
ひなこのーとの円盤売上は下記です。
1巻…1,327枚
続編制作ラインの4,000枚には遠く及ばずですね…
売上が伸びにくいジャンルとはいえ、この数値はかなり厳しいです。
とはいえ、他の収益源があれば2期の可能性はあるので見ていきます。
※重要※ひなこのーと 独占配信から2期を分析
円盤売上並に収益性が高いのは下記3点です。
・ゲーム化
・独占配信権利の提供
・海外配信権利の提供
上記を1つでも行っていれば2期の可能性はあります。
結論から言うと、ひなこのーとは1つも行っておりません…
円盤売上が1,000枚台なので、2期はかなり厳しいです。
私自身2期(続編)を決める会議に何度も参加しましたが、この売上で2期が決まったことはまずありません。
アニメの続きを見たい方は2期を待つのではなく、原作漫画を読むことを推奨します。
原作漫画を全巻半額で読む方法はこの後紹介いたします。
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結論「ひなこのーと」 アニメ2期(続編)の可能性と放送日は?
さて、これらの情報から、アニメ2期(続編)の可能性を考えると、
5%です(2期の可能性は限りなく低い)
理由は下記です。
・円盤売上が赤字レベルの売上
・円盤以外の目立った収益源が無い
2期が決まった場合は、放送は最短で2020年冬以降になるでしょう。
それまでは、原作漫画を見ながら2期を待ちましょう!
原作漫画を全巻半額で読める方法はこの後解説します。
上記には興味が無い方は、こちらを見てみてください。

ひなこのーとの原作漫画を全て半額で購入する方法
ひなこのーとが面白かったから、アニメの続きや原作漫画も1巻から読んでみたい!
そんな方も多いと思います。
アニメではカットされた話も多いので、原作漫画を読む価値はあります。
そこで、ひなこのーとを全巻半額で購入できるお得な方法があるので紹介します。
結論から言うとDMM電子書籍という電子書籍販売サービスの初回購入50%オフクーポンを利用することで、何巻でも半額で購入できます。
もちろん、登録は無料です。月額料金などはかかりません。
DMM電子書籍は、3,000名以上の従業員を抱える大手ECサイト運営のDMM社のサービスです。
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このDMM電子書籍の初回登録時にもらえる50%オフのクーポンを使えば、何巻でも半額で購入することができます。
※全巻(1~5巻)購入の場合、合計1,500円以上も漫画代が浮きます。
どの電子書籍サービスよりも安く「ひなこのーと」をまとめ読みすることができます。
“青バラさん”
ポイントバックじゃないので、純粋に安く購入できるのも魅力!
※アニメの続きを読みたい場合は4巻から
クーポン発行後の利用期限は1時間ですので、購入を決めてからクーポンを発行しましょう!
~まとめ~「ひなこのーと」のテレビアニメ2期(続編)の可能性
「ひなこのーと 」の第2期(続編)が制作される可能性は高いと考えられます。
アニメ1期を楽しみながら、2期を待ちましょう!
以上です。
※本情報は2019年12月現在の情報です。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトよりご確認ください。
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