今回は、2019年夏アニメ「ありふれた職業で世界最強」の続編である2期の制作可能性をビジネス的な観点で分析していきます。
※無事2期決定しました!
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2期の放送日の考察記事を新たに作りましたので、いつから放送かが気になる方はこちらを見てみてください。
▶︎ありふれた職業で世界最強 2期はいつ放送?業界事情や最新情報を元に業界人が解説
“アニメが好きな人”
“青バラさん”
(予測が当たってほっとしております。。)
アニメの続編は円盤売上が5,000枚以上が基準と言われておりますが、近年はアニメ化の手法が多角化しており、円盤売上だけが基準ではありません。
原作ストック、円盤売上、制作会社の状況、動画配信サービスでの実績、原作売上などから多角的に分析していきます。
アニメ「ありふれた職業で世界最強」とは
原作:白米良(オーバーラップ文庫刊)
ジャンル:異世界,バトル,ファンタジー、主人公最強系
アニメーション制作: asread.×WHITE FOX
放送期間:1期:2019年7月~10月
「ありふれた職業で世界最強」とは、白米良さんが手がけるラノベが原作のアニメ作品です。
出典:TOKYOMX公式サイト
現代から転生された主人公の南雲はじめが吸血鬼のユエや兎人族のハウリアと共に無双するアニメですね。
主人公最強作品ですので、バトルシーンや魔法のシーンは圧巻の迫力です。
最初は主人公弱いなとなりましたが、魔物の肉を食うことで覚醒し、容姿も変わりましたね。
(一瞬東京グールの金木が思い起こされました。)
個性的な女性キャラクターたちとのハーレムコメディも魅力の一つですね。
そんな「ありふれた職業で世界最強」は続編可能性はあるんでしょうか!?見ていきましょう。
「ありふれた職業で世界最強」の作品データと実績
では、作品データと実績を見ながら続編である2期の可能性を分析していきましょう。
原作のストック
まずは原作のストックを見ていきましょう。
そもそも原作が進んでないと映像化できないので、アニメ続編制作においては重要な要素の1つです。
出典:Amazon
原作は2020年1月現在、全14巻(本編10巻+外伝4巻)が発行されており、現在も連載中の作品です。
1期は原作の4巻までをアニメ化しております。
アニメ1期では、本編10巻中4巻を映像化したので、アニメ2期を制作する原作ストックは充分に足りている状況ですね。
原作ストックが無いから続編が制作できないなんてことは無さそうです。
円盤(Blu-ray&DVD)の売上データ
出典:AMAZON
「ありふれた職業で世界最強」の円盤の売上ですが、2020年1月現在、まだ販売前ですので予測を立てます。
円盤の予測は近年非常に立てやすくなってきております。
というのも、動画配信サービスなどが普及し、いつでも作品を見れるようになったため、円盤はコレクションとして購入する人が増えております。(逆に言うと一部のコアなファン以外には売れなくなってきているということですが。。)
なので、コアなファンが多いと考えられる原作の累計発行部数やWEB小説のPV数から円盤売上を予測していきます。
同じラノベ原作で、アニメ化前の累計発行部数が同じ「ゴブリンスレイヤーの」の円盤売上は
ゴブリンスレイヤーの円盤売上:4,165枚
続いて、小説家になろうの累計PVがアニメ前で4億PVと同じだった「転スラ」の円盤売上は、
転スラの円盤売上:6,498枚
このように、「ありふれた職業で世界最強」に近しいファンの数を持つ作品は4,000部以上を売り上げております。
アニメの続編制作を決める一つの基準が4~5,000枚ですので、続編ラインに乗る可能性が高いですね。
アニメの続編制作については、円盤売上以外にも原作の売上や動画配信サービスの出資、制作企業の状況などによって変わってくるので、他のデータも見ていきましょう。
原作(ライトノベル)の売上
原作売上が続編制作において重要な理由は、アニメの制作費を出版社が出資していることが多いからです。
アニメを作り原作が売れれば、出版社は儲かるので、続編制作にも出資をしようという意思決定になります。
それでは、原作売上を見ていきましょう。
「ありふれた職業で世界最強」の原作の累計発行部数は2020年1月現在で250万部程度です。
また、WEBの小説投稿サイト「小説家になろう」の累計PV数は4億と歴代3位に入っております。
ラノベ作品の中では中堅の売り上げに入る人気作品ですね。
今後、アニメ化により爆発的に原作が売れると思いますので、続編制作のアピールになるかと思います。
アニメ制作会社「WHITE FOX」の制作状況と作品
2期も制作するとなればWHITE FOXになる可能性が高いので、制作状況から分析していきます。
結論から言うと、「ありふれた職業で世界最強」の円盤売上が4,200枚を超えると、アニメ会社が続編制作を受ける可能性が高いです。
それでは、直近の制作作品から続編制作の可能性を見ていきます。
▼直近の作品一覧
制作作品 | |
2016年 | |
装神少女まとい | |
2017年 | |
少女終末旅行 | |
2018年 | |
2019年 | |
引用:Wikipedia
2016年以降、毎年2作のアニメ制作をしております。制作リソースを考えると年2作が限界のようですね。
現在リゼロの続編2期が決まっているので、枠は残り1作ということになります。
この残り1枠を「ありふれた職業で世界最強」が勝ち取ることができれば、続編制作の可能性が大きく高まります。
リゼロの次に売れている作品である「ゴブリンスレイヤー」の4,165枚の円盤売上を超えることが、アニメ制作会社側の続編制作を決める鍵になりますね。
動画配信サービスでの配信状況と人気
「ありふれた職業で世界最強」を配信しているメジャーどころの動画配信サービスは、
・U-NEXT
・Amazon prime video
・dアニメストア
・Netflix
・hulu
などが挙げられます。主要の動画配信サービス全てで配信がされています。
dアニメストアの作品お気に入り登録数も106,646と、ランキングにも名を連ねる実績になっております。
※ご参考までに、現在4期までアニメ化されている「プリズマ イリヤ」のお気に入り登録数が3万です。
続編が決まっている作品よりも視聴者数は3倍も多いので、動画配信会社が出資をするという可能性もありえますね。
「ありふれた職業で世界最強」2期(続編)の可能性
さて、これらの情報から、アニメ2期の可能性を考えると、
50%!(2パターンの可能性があり)
まず続編が見込まれる理由として、
・動画配信サービスでもトップクラスの人気を誇るため、アニメを期に原作の売上が大幅に上がる可能性が高い
・原作の人気が強いので、円盤も5,000枚を超える可能性が充分にある
ためです。
続編が見込まれない理由としては、
・ネット上でのアニメ化の評判が低く、風評被害により人気が下がる可能性がある
・円盤が売れない可能性がある(増税の影響も少なからず受けるため)
ことが挙げられます。
上記を考慮した上で続編制作が可能になる2つのパターンをこの後ご説明します。
続編の制作が可能になる2つのパターン
①WHITEFOXが続編を手がける
WHITE FOXは現在メガヒット作品は「リゼロ」のみです。
「ありふれた職業で世界最強」の円盤がヒットすれば、企業の企実績作りのために、2期を制作する可能性は充分にあります。
その際は「ゴブリンスレイヤー」との勝負になるので、円盤売上4,200枚がラインですね。
②NetflixやAmazonなどの動画配信事業社が出資をしてアニメを制作するパターン
Amazonでは「殺戮の天使」、Netlixでは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」、「ケンガンアシュラ」などが挙げられます。
上記の作品は独占配信などの権利を得るために、動画配信事業者が制作費に多額の出資を行います。
こうした動画配信事業者が、自社サービスのユーザーを獲得し、収益を上げるために「ありふれた職業で世界最強」へ出資をすれば、続編を制作することができます。
250万部の原作発行部数や、10万を超えるdアニメストアのお気に入り数を見ると、他作品と比較しても実績は高いです。
動画配信事業者が新規ユーザーを取り込む目的として出資をする可能性は充分にありますね。
ありふれた職業で世界最強のテレビアニメ2期(続編)予想まとめ
ありふれた職業で世界最強の続編である第2期ですが、
先ほどご説明した
・動画配信企業による出資による制作
・円盤が売れることによる制作会社による継続制作
などが行われれば、続編の可能性はあるかと思います。
私自身すごく好きな作品ですので、1ファンとして続編を期待しております。
次に何を見ようか迷っている方はこちらを参考にしてみてください^^
『ありふれた職業で世界最強が好きな人にオススメの異世界転生アニメ記事』はこちら
以上です。
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