今回は、原作第二部のアニメ化を願う声が多い「うさぎドロップ」続編の2期の放送可能性をビジネス的な観点で分析いたします。
私自身アニメ化やゲーム化の交渉を行う仕事をしていましたので、アニメの続編制作についてリアルな知見を元に、確かな考察をお伝えできれば幸いです。
“アニメ好きな人”
続きが気になる…
こんな疑問を解消します。
前提としてアニメの続編がどういう基準で作られるのか?を知りたい方は下記をご覧ください。
前提としてアニメの続編は円盤売上が5,000枚以上が基準と言われておりますが、近年はアニメ化の手法が多角化しており、円盤売上だけが基準ではありません。
原作ストック、円盤売上、制作会社の状況、動画配信サービスでの実績などから多角的に分析していきます。
そもそもアニメの続編はどんな基準で作られるのか?が気になる方は、こちらの記事で解説してますので、興味のある方は見てみてください。
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それでは、『うさぎドロップ』の2期(続編)可能性を見ていきます。
アニメ「うさぎドロップ」とは
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原作:宇仁田ゆみ( 祥伝社 FEELコミックス)
ジャンル:親子愛、日常、ほのぼの
アニメーション制作:Production I.G
放送期間:
-1期:2011年7月~9月
うさぎドロップ アニメ公式サイト
うさぎドロップアニメPV動画
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「うさぎドロップ」とは、宇仁田ゆみ氏のコミックが原作のアニメですね。
スローライフフツーライフを行う書道家の話ですね。
大吉とりんの日常が描かれた優しくでほっこりするアニメでしたね。
りんにとっては大吉はパパではありませんが、家族なんですよね。
普通とは違う形ですが、紛れもなく家族愛がある。そんな気持ちにさせられました。
そんな「うさぎドロップ」ですが、2期の可能性はあるのでしょうか?分析していきます。
「うさぎドロップ」の作品データと実績から2期の可能性を考察
では、「うさぎドロップ」の作品データと実績を見ながら2期の可能性を分析していきましょう。
原作ストックや円盤売上、配信権利、製作会社の状況など多角的に見ていきます。
結論を知りたい方はこちらから飛んでください。
『うさぎドロップ』原作のストック
まずは、原作漫画のストックから見ていきます。
原作の続きが無いとアニメ2期が物理的に作れないので、重要な要素です。
『うさぎドロップ』の原作漫画は、現在10巻までが刊行されており、完結済みの作品です。
その内アニメでは一部に該当する原作漫画の4巻までを使用したので、残ストックは5巻分となります。
1クール分の原作ストックがあるので全く問題ないですね。
(余談ですが、5巻からは第二部のまさかの10年後の高校生編に入ります!!)
5巻以降を格安で読む方法も後ほど紹介するので、是非続きをご覧ください。
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円盤(Blu-ray&DVD)の売上データ
アニメの続編(2期)を作るにおいて円盤売上は極めて重要です!
続編(2期)が作られる円盤売上の決定基準が平均4,000枚と言われております。
理由は4,000枚以上売れるとアニメの制作にかかる費用が黒字になる可能性が高く、出資してアニメを作る制作委員会が儲かるからです。
このアニメは儲かるから2期を作ろう!そのようなビジネス的な意思決定が制作委員会でなされます。
うさぎドロップの円盤売上は下記です。
・1巻売上…4,189枚
・4巻売上…3,349枚
4,000枚は1巻では超えましたが、全巻平均で言うと届いておりません…
作品のジャンル的に円盤売上が伸びにくい中で、充分すぎる結果ではあると思います。
以上より円盤売上の観点では、2期の可能性は五分五分です。
円盤以外の収益が他にもあれば、2期の可能性は極めて高まるので次で見ていきます。
うさぎドロップ 円盤以外の収益源から2期を分析
円盤の売上以外に高い収益が出るのは下記の3点です。
・ゲーム化
・独占配信権利収益
・海外配信権利収益
(グッズも売上はあがるんですが利益率が非常に低いため除きました)
上記を1つでも行っていれば2期の可能性は円盤売上が低くても高まります。
結論から言うと、うさぎドロップは上記を1つも行っていません。
円盤売上はそこそこですので、近年新たな収益源となりつつある配信収益次第ですね。
最後に制作会社の状況と結論を申し上げた後に、アニメ1期の続きを原作で無料で読む方法を解説します。
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うさぎドロップを制作した Production I.Gの状況から 2期を分析
アニメを作る制作会社が制作を引き受けないと2期が作れません。
結論から言うと、Production I.Gが「うさぎドロップ」2期の制作を受ける可能性が高いです。
ProductionI.Gの直近制作アニメは下記になります。
ヒット作品に近年は恵まれず、非常に苦戦しているんですね。
作るアニメの選り好みできる状況ではございませんので、2期が決まればまず引き受けるでしょう。
結論「うさぎドロップ」 アニメ2期(続編)の可能性と放送日は?
さて、これらの情報から、現段階でのアニメ2期(続編)の可能性を考えると、
今の所10%です。(可能性は極めて低い)
円盤売上は続編ラインに近いのですが、連載終了から10年が経つのと監督が2部を作らないと名言しているので、2期の可能性はかなり低いです。
とはいえ、数年前のアニメが人気が再燃して2期を行うケースも増えつつあるので低いですが望みはあります。
うさぎドロップの2期(続編)の放送日は最短でも、2022年冬以降になるかと思います。
※2021年3月時点で発表がなく、制作期間も踏まえ試算
とはいえ、アニメ続きが気になる方は原作第2部を読むのが得策です。
この後、アニメ1期の続きが気になる方向けに、アニメの続きを原作漫画でほぼ無料で読む方法を紹介します。
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「うさぎドロップ」アニメ続きを格安で読む方法
最後に、「うさぎドロップ」をより楽しむために、
- アニメの続きを原作で格安で見る方法
- 原作漫画を全て半額で読む方法
を紹介します。
うさぎドロップ2期の内容を原作漫画で格安で先読みできるU-NEXT
うさぎドロップのアニメ続きを原作漫画で格安で読める方法はU-NEXTの無料体験期間を活用する方法です。
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「うさぎドロップ」の原作漫画を何巻でも半額で購入する方法
うさぎドロップのアニメが最高だったから、原作漫画も読んでみたい!
そう思う方もいらっしゃるかと思います。
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どの電子書籍サービスよりも格安で「うさぎドロップ」をまとめ読みすることができます。
“青バラさん”
ptバックじゃないので、純粋に安く購入できるのも魅力!
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クーポン発行後の利用期限は1時間ですので、購入を決めてからクーポンを発行しましょう!
【まとめ】うさぎドロップのアニメ2期(続編)の可能性と放送日
アニメ「うさぎドロップ」の第2期(続編)が制作される可能性は今の所10%と低いです。
円盤売上は充分あるのですが、原作が終了して10年経つのと、監督がアニメ化は厳しいと話している点がネックです。
アニメの最終回以降が気になる方は、2期は期待せずに、原作漫画5巻以降を読むのが得策です。
私自身すごく大好きなアニメですので、1ファンとして2期(続編)を期待しています。
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以上です。
※本記事の動画配信サービスの情報は2021年4月現在の情報です。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトよりご確認ください。
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